民営化
5月 03
国鉄民営化の功罪 コメントは受け付けていません。
JRは、「株式会社」です。民間会社です。かっては「日本国有鉄道」といって全国一社の国の事業でした。国鉄が事業のために、お金を使うには、国会の議決を受けて、監督官庁の認可が必要でした。そのために、国会から注文をつけられと、経営上マイナスとなる事業も、引受けなければ、なりませんでした。これが赤字ローカル線を生み出したのです。さらに国鉄にといっては、周囲の環境が、不利になって来たのです。名神高速道路開通以来、各地の道路は良くなり、自動車メーカーは、安価な大衆車を売り出しました。
自動車は、いつでも、どこにでも、行かれるという便利さが、買われて、またくまに全国に普及し、いつのまにか、地方の鉄道の、お客さんは、免許証を持っていない、年寄りと、高校生ばかりになっていました。赤字ローカル線がさらに増えたのです。
お客さんが、減ったので収入も減る。それで運賃値上げを、繰り返しているうちの、航空機の運賃とも接近してしまい、これ以上は無理とわかって、こんどは、複雑な運賃制度を考え出し、これがそのまま、受け継がれています。
民営化してよくなったことは、民営化後、本州三社は、値上げをしていません。新しい技術で造られた、車両も走り出しました。なかには、これに乗ってみたいという、意欲が湧くような、いままでと変わったデザインの車両も出現しました。
民間会社になったので、いろいろな事業に進出しました。電車に乗るために、駅に集まって来る、お客さんを、駅に来たついでに、買物をしてもらおうと、駅の建物に本来の用途以外のスペースをつくって商業ビルにして、商店街を展開しました。「駅ナカ」「駅チカ」です。おおいに繁盛しています。
しかし民営化は、いいことばかりでは、ありませんでした。地元で経営を引受けた、ローカル線も廃業する路線が出てきました。JR三社を通過して、東京から九州に行くブルートレインも、三社の、この列車に対する考えが合わず、場合によっては、航空運賃のほうが、安いので、お客さんも少なくなって、廃止されました。
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